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皆既月食 [天体]

1月31日は皆既月食です。先日も少し書きましたが少しだけですが下準備をしてきました。でもだいたい下準備をしっかり行うと天気に恵まれないというジンクスがあり何度も泣かされました。

今回もそのジンクス通り南岸低気圧が近づいており予報は全国的に曇り。今回もダメかと思いながらも3時間毎に更新されるGPV雲量予報をチェックしていました。このGPV雲量予報にも何度も泣かされているのですが他に頼るものもありません。そして17:30の更新で大きく予報が変わりました。東京の一部と神奈川の一部で雲量の少ないエリアが・・・一応私の住んでいるところも薄雲予報ですが、より雲の少ないところに向けて車を走らせること40分、GPV予報通り月がくっきり見えます。

DSC_3637e.jpg

早速、赤道儀をセット。残念ながら北極星までは見えないので他の星を使いアライメントを行い極軸ズレ角度を確認。ズレ分だけ本体をざっくりと動かし再度アライメントと確認。これを何度か繰り返し極軸を追い込みました。でもせいぜい秒単位の露出なのである程度収束したところで切り上げます。そしていよいよ撮影。
こちらは食分約0.8の月。ISO400、F5.6、SS1/2.5~1/160の6段分のHDR合成です。WBは晴天固定で特に色変更はしていませんが本影と半影部分の間に少し青めの帯が出てました。他の食分でも同じような感じです。
単なる露出違いの落ち込みかと思いますがターコイズフリンジだと良いなぁと思いつつ、しかし素人には確認しようが無いですね。
月食.jpg
食分1.32。今回の最大食です。暗いので星がそれなりに映ります。
ISO800、F5.0、SS8秒
DSC180131222948_0.jpg
こちらは皆既が終わった直後。この時間辺りから薄い雲が流れ込んでソフトフィルターの役割をしています。
本来は邪魔な雲なのですがダイヤモンドリングのような写真になりました。これはこれでOKかな。
ISO640、F5.0、SS1.6秒
DSC180131231500_0.jpg
最後に教科書にあるような写真。30分毎の写真を並べてみました。
最後の方(左側)に薄雲がかかったので少しボケています。
DSC180131203000.jpg
今回は先日作ったソフトが大活躍。部分色途中は想定した露出と合わない部分もありましたがブラケット撮影で吸収できました。また撮影後直ぐにPC転送するようにしましたのでPC上で露出とピント確認が行えます。星を撮るのには最適かもしれません。次回7月の月食にも活躍しそうです。

タグ:月食
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しぶんぎ座流星群 [天体]

ペルセウス座流星群以来の半年ぶりの天体観測です。目的はしぶんぎ座流星群。今回もいつの天城高原まで遠征し観測です。 
久しぶりの満点の星空は感動します。すこしだけ霧が立ちこめていますが天頂はいい感じです。
さくっと冬の天の川を撮影。
DSC_2278.jpg
そして赤道儀でのガイド撮影です。今回はオートガイドの精度を高めるためにアルゴリズムを大幅に見直しを行っています。
フィードバック制御メインだった今までの制御からフィードフォワード要素を入れて遅延により発生するハンチングを抑制するアルゴリズムです今回はそのテストをかねての撮影です。
まずは馬頭星雲を1枚だけ撮影。順調です。 
DSC_8752.jpg
ここでゲインを調整してバラ星雲を撮影している途中でトラブル発生。 ブレブレの写真になってしまいました。
DSC_8769.jpg
復旧を試みるも原因が特定できずかなり深刻な状態。ハード的な問題も絡み複合要因で大幅手直しが必要そうです。
そうやっているうちに霧も少し濃くなってきました。
今回の主目的は流星群ですので撮影は諦め眼視で流星群を堪能することにしました。
観察は23時~25時の2時間ほど。この間に霧の切れ間から20個ほど観測。その後濃霧となり観測を断念。
仮眠して帰路につきました。
やっぱりぶっつけ本番はだめですね。さて原因調査しないと。 
 
1/6追記
原因はガイドケーブルの半断線によるものと新アルゴリズムのPEC予測テーブルの値の間違いでした。
次回までに修正して再チャレンジです。 

ペルセウス座流星群 [天体]

いよいよ夏休み突入です。鳥と星三昧したいところなのですが月齢と天気があまり思わしくなくどうしようか悩むところです。 
とりあえずまずは夏休み恒例となったペルセウス座流星群です。ここ数年まともに見れてないので今年は気合を入れてチャレンジです。12日~13日に掛けてがピークなのですが月の関係で早めの方がよさそう。そこで11日と12日の夜にチャレンジすることにしました。
11日はGPV雲量予報では関東全域で厚い雲に覆われる予報。しかし他の天気サイトやリアルタイム投稿などを見ると伊豆の方は少しは期待が持てそうです。そこでいつもの天城高原へGo。到着時は少し雲があるものの晴れ。来てよかったと思っていたのも束の間、あっという間に霧に覆われてしまいました。霧が晴れることを期待して待つもののそのまま晴れずに薄明を迎えてしまいました。初日のチャレンジは失敗です。
そして極大の日。今回も関東の天気は最悪のままです。そして観測場所はやはり天城高原に絞り再チャレンジです。
到着すると雲は多いものの月は見えています。あまりにも綺麗な月なので思わず撮ってしまいました。
D500,400mmF2.8+2倍テレコンをトリミング, 1/100,F7.1,ISO400
DSC_5187rs.jpg
雲も多いですが月明りもあり星があまり見えません。前日の疲れもあり仮眠を取ること1時間。目を覚ましてみると、雲はすっかり晴れ雲量ほぼゼロ。 
早速固定撮影カメラをセットしてとりあえず撮影開始。今回は天の川を追尾しようと思っていたので赤道儀もセットし試し撮りでアンドロメダを撮影です。そのアンドロメダを狙っている写真です。
DSC_1798.jpg
時々雲が流れてくるので思ったより綺麗には撮れませんでしたがそれなりに撮影できました。 
DSC_5205psrs.jpg
そして赤道儀に超広角レンズのカメラにつけかえ天の川を狙って撮影開始。私はハンモックで寝ながらの観測です。
小さな流星は数分おきにたくさん流れています。ただ流れる速度が速くて写真は厳しそうです。また、大きめの痕が残るようなのも5分おきに流れていて、ここ数年で一番いい感じです。
ただカメラを向けた方向には流れないのがジンクス。幸い写っていた一枚がこちらです。
D7100,11mm(換算16mm),180sec追尾撮影,F4,ISO3200 
ペルセウス流星群16S.jpg
音が聞こえそうなくらい大きなやつで痕が流れていくのがはっきり見える流星でした。ちょうどこの流星が流れる直前に流星を見に来た親子がいてどっちに見えるのかなど聞かれて説明したあとにこの大きいのを見て感動し満足して帰っていきました。これだけで満足できる大きな流星でした。ちなみに右上のアンドロメダの下に小さなのも写っていたりします。
しかし写真は星の数が多すぎますね。ソフトフィルターを使おうかなと思っていたのですが湿度が高いので途中でフィルターが曇ることを恐れて使わなかったのが失敗です。次に生かしたいと思います。
満月に近くなりますのでこの夏の星観測はこれが最後です。写真はイマイチですが眼視で十分に堪能できた流星群でした。

おまけですが観測地から帰宅途中に鹿と衝突してしまいました。衝突後すぐにシカは逃走しましたのでシカのケガ状態はわかりません。車は幸いヘッドランプの割れと左ドアの凹みで済みまは車両保険で修理できるとのことなので良かったのですが・・・
飛び出してきたというより並走して体当たりしてきた感じです。何か気に入らなかったのでしょうか? 
DSC_5164.jpg
よく見ると割れている形がシカの頭の形に見えたりします。(左側を向いています)
そう思っているのは私だけかな?
ちなみに修理代は約43万!だそうです。エコノミーでないフルの車両保険に入っていて良かった。 

花火と夏の星雲 [天体]

花火大会季節ですね。あちらこちらで花火大会が行われています。
昔は大きな花火大会に行くことが多かったのですが人ごみに疲れてしまいますので最近は比較的小さめの花火大会ばかりに行っています。小さいといっても今年から9000発に増量して大きな大会に迫る勢いです。
場所は小田原酒匂川花火大会。昨年の動員人数をみると17万人と結構人は集まっていますが比較的ゆっくり見れる花火です。
競技花火大会のように変わった花火もなければ尺玉などの大きな花火はありませんが発射台のすぐ目の前で見れますのでその迫力とほぼ真上で寝て見ないと花火が見れないというその迫力でとても大好きな大会です。
写真は超広角11㎜(換算16㎜です)を縦に構えても収まりきらないくらいの近さです。 
DSC_4108.jpg
橋を挟んで上流と下流側から上がります。 
DSC_4166.jpg
 結構低い位置で開く花火もありこっちに飛んでくるのではと冷や冷やします。
DSC_4125.jpgDSC_4306.jpg
 そして今年は炎と花火コラボです。なかなか変わっていて面白いです。
 DSC_4282.jpg
 こちらは恒例のナイアガラ。煙で飛んでしまいました。
DSC_4249.jpg
 そしてフィナーレ。近いので立体的に見える花火の迫力に圧倒されます。花火のさく裂したときに熱さを顔に感じるフィナーレでした。
DSC_4311.jpg
そして今週は久しぶりの星撮影に出かけることができました。新しいレンズと新しいカメラが初活躍です。
レンズをいろいろ試したり、カメラの感度を確認したりと試したいことはいろいろ溜まっていたのですが今回は撮影に集中。天文薄明までの短い時間をフルに撮影に使いました。
 まずはM8干潟星雲とM20三裂星雲。D500,400mm,ISO1600,F3.2,180sec,4枚コンポジット。
露出時間を変えた写真を何枚か取って明るいところを飛ばないように処理したほうがよさそうですね。 
DSC_3946-rs.jpg
スタークラウド、バンビの横顔と首飾りです。D500,400mm,ISO1600,F3.2,180sec,1枚撮り。
バンビの横顔と言われていますが妻にみせたらカピバラと言われました。確かに(笑) 
DSC_3956.jpg
 網状星雲です。D500,400mmをトリミング,ISO3200,F3.2,240sec、1枚撮り
可視光でもそれなりに撮れました。 
DSC_3977.jpg
こちらはIR改造D90での撮影。こちらはノートリです。この日は水蒸気が多くて赤かぶりが強く出てしまいました。Hαより長い波長の光はカットしたほうが良いかもしれません。 
DSC_6892-rs.jpg
M27亜鈴星雲。D500,550mmをトリミング,ISO1600,F4.5,120sec、1枚撮り 
この星雲はファインダーでも見えるんですね。綺麗な緑色です。 
DSC_3984.jpg
 ハート星雲です。D90改,400mm,ISO1000,F2.8,180sec,4枚コンポジット。
これが撮りたくてD90をIR改造したようなものなのですがいろいろ腕が伴ってません。赤かぶり対策などを考えたいと思います。 
DSC_6876-rs.jpg
 天文薄明時間まで残り時間わずかになったので最後に上ってきたばかりのプレアデス星団を撮って終了しました。
D500,400mm,ISO1600,F3.2,180sec,4枚コンポジット。 
DSC_3996psrs.jpg
そういえばペルセウス座流星群の季節ですね。極大はまだ先ですがペルセウス座流星群由来だと思われる流星が結構流れていました。バンビの横顔の顎のあたりに小さな流星が写っていたりします。写真が小さくてわからないかな? 
夏休みは月齢があまり良くないのですが天気が良ければまた星撮影に行っていろいろ試してみたいと思います。 

今週も天体 [天体]

今週は天気の良い土日で絶好の星観測日和。先週改造したカメラを抱えて出かけたい気持ちなのですが金曜日に内視鏡検査で1日絶食状態。そのまま徹夜突入できる体力はなく金曜日の夜はおとなしく自宅待機。
丁度月面Xなので自宅からパチリ。比較的気流も良くクレーターが綺麗に見えます。星撮りには最高なんだろうな~と思いながら金曜の夜はは諦めました。
DSC_6481s.jpg
そして土曜の夜。いつもの天体観測場所に到着。先日とは違い無風で快晴。
早速赤道儀と改造D90をセットし試撮り。とりあえず画角を確認する目的で何も考えずにF4、ISO800、30秒と適当に撮影。
DSC_6810_1.jpg
先々週の馬頭星雲がF4、ISO1600、180秒だったのに対し今回は3.5段ほど少ない露出ですでに馬頭星雲がはっきり写っています。
そしてF4、ISO800、300秒、6枚コンポジットしたのがこちら。またまた人工衛星に邪魔されましたが今までのカメラでは写せなかった赤い星雲が浮かび上がりました。オリオン座の3つ星の一番左星(ζ星アルニタク)の下側はこんなに赤い世界なんですね。ちょっと感動です。まだまだ後処理が未熟ですので勉強しないと。
D90_IR_CUT.jpg
本当は10枚コンポジット+モザイクと考えていたのですがこの後急速に雲が広がり撮影中断。
その後も雲が広がったり霧が立ち込めたり晴れたりの繰り返し。移動しようかとも思ったのですがGPV雲量予報では晴れるとの予報でしたのでそれに期待して待つ事2時間、その時がやってきました。
今度はC/2013US10にカメラを向け露出を確認するための試撮り。
DSC_6772.jpg
そして露出を決めて撮ろうとした時にまた雲が広がって撮影できなくなりました。そしてそのまま天文薄明過ぎまで晴れることは無く試撮りが唯一の写真となってしまいました。左上に伸びるイオンテイルは画角に収まらないほど伸びていますがかなり薄め。右下にダストテイルも健在です。来週から月が明るくなりますので暫く条件の悪い日が続きます。
また見れることが出来るかな?
今回は彗星撮影は残念でしたが改造カメラの実力が確認できたのでかなり満足です。星雲撮りにはまりそうです。
おまけで今回から新兵器(?)導入です。今まで下のタイマーレリーズを愛用していました。
DSC_6800 (2).jpg
中国製の安物ですが使い勝手も良く気に入って使っていたのですが時間を合わせるのに少し時間が掛るのが難点。しかも気温0℃では液晶表示の反応が悪く時間設定にかなりの時間を要していました。他にも撮影間のインターバル時間が最低1秒必要であったりと多少の不満があったり。
そこでオートガイドでパソコンを使っていますのでパソコンにシャッター制御もさせてしまえと言う事でいつもの電子工作。
別件で作ったマイコン基盤にパソコンでのレリーズ機能を追加し活用。
DSC_6802 (2).jpg
パソコン上で動くプログラムを作って完成です。
DSC_6803 (2).jpg
時間設定もキーボードからできますので素早くでき、インターバル時間も最低0.5秒まで詰めることが出来ました。さらに折角のパソコン制御ですので付加価値としてシャッター開放時間を設定するファイルを作る事で1枚目は300秒、2回目は200秒、3枚目は100秒など撮影ごとにシャッター時間を自動で可変できるようにしました。アンドロメダ星雲、M42などでHDRをするときに活用できるかと思ったのですが・・・使うのかな?
とりあえずまた装備だけ増えてしまいました。
最後に鳥も一枚だけ。最近は鳥の気配が薄い日が続いています。
DSC_6692.jpg